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elama創業ストーリー episode.3(中編)

2024年6月22日 | 特集


【3】築40年の家からのスタート(中編)


「これは…、」

「ドラえもんとのび太の実家か??」



というくらいクラシックな見た目の

いわゆる日本家屋だ。



すりガラスの引き戸に板張りの床、

ふすまを開ければ、
布団を入れるための広いスペースがある。



車にぎゅうぎゅうに詰め込んだ

しばらく生活ができる分の生活用品を

無造作にそのクラシック家屋に放り込み

広島での生活をスタートする。



紅葉の季節が過ぎ、枯れ葉が地面を覆っている。



古い家なので、
断熱性が低く

とにかく寒い。


朝方の床などは

凍った鉄板のようだ。


隙間風が窓を揺らし

室内でも息が白い。



しかしながら2人にはお金がない。

暖房代を節約しようと

室内でもダウンジャケットに

マフラーとニットキャップ。



そんな、
室内にいるのか屋外にいるのかわからない格好で

パソコンを開いてカタカタと


医療の制度、

介護の制度、

雇用の制度、

施設設置の制度、

広島独自の制度、


などなど、

果てしない制度の数々を

しらみ潰しに調べ上げるのであった。


続く。