トピックス

topics


elama創業ストーリー episode.4(後編)

2024年8月10日 | 特集


【4】「鷹の眼」「虎の眼」:経営の現実(後編)


歯車が合い始めた。



そう感じたのは、

2人の特性をお互いが感じ取り始めてからだ。



「鷹の眼」──

これは高い視点から物事を俯瞰する力だ。

藤田は全体の流れを把握し、運営のシステムを整えることに長けていた。

彼は総務、経理、事務などの後方支援といったディフェンス的な役割を担い、

組織の基盤を固めていった。

広い視野で物事を見渡す彼の能力は、経営において不可欠だった。



「虎の眼」──

これは目の前の課題に対して果敢に突き進む力だ。

東は具体的な問題解決に情熱を燃やし、困難な状況でも粘り強く行動することができた。

看護師などの現場スタッフの育成や、利用者さんのサポートなど、

Face to Faceで対応するようなオフェンス的な仕事を担い、現場の最前線で活躍した。



こうして、

藤田の広い視野と東の突進力が組み合わさることで、

彼らは医療経営という未知の領域、

それも未知の場所「広島」で

少しづつではあるが

着実に前進していた。



二人の異なる特性が、

互いを補完し合い、尊重し合うことで、

彼らは数々の難局を乗り越えていった。



藤田の広い視野と

東の突進力が織り成すチームワークは、

まさに完璧な歯車のように噛み合い、

elamaを前に進めていったのである。