【7】経営の壁:elamaの羅針盤②
「elamaらしい仕事運びとは?」
を早急に打ち立てる必要がある、
と2人は結論づけた。
東が口火を切るように提案した。
「会議をはじめよう」
それまでは情報を共有したり、
今後の計画検討を行う会議文化など、そこには存在しなかった。
結果、現場の行動はいつも遅れがちになっていた。
まずは管理職を招集。
それぞれの意見を出し合うところから着手した。
しかも毎週欠かさずに。
しかし、
初期の会議など、
会議と呼ぶには程遠い内容だった。
もっぱらそれぞれの報告確認だけ。
「これではただの確認会議にすぎない。」
要は「議題の深掘り」以前の問題。
「会議をどう進めるか」自体を考える段階だった。
そこで東は、次の行動に出る。
(続く)